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ITコーディネータ試験の勉強方法

目次

ITコーディネータ認定に向けて

わたくしごとで恐縮ですが、株式会社IPアドバイザリーの代表宮崎は、ITコーディネータとして認定されるために目下ケース研修参加と試験勉強に励んでいます。

周知のとおりDX推進活動が盛んに行われています。DX活動においては、大量のデータを扱ったり変革のために新しい技術を開発したりします。このような場合、データに関しては著作権の問題や顧客との契約の問題、新技術に関しては新しい発明やノウハウについて検討する必要が生じます。つまり、DXによる成果物を知的財産権によって保護しなければならないケースが発生します。知財戦略を意識したDXを実施すると、ビジネスチャンスを逃さないようにしたり、他社の権利に対するリスクを防いだりすることができます。こうしたDX推進活動と知財活動との相乗効果を生み出して事業成長につなげることで、より効果的な支援を行えるようITコーディネータ認定を受けることにしました。

ITコーディネータとは?

ITコーディネータ(ITC)は、経営者の立場に立って、経営とITを融合し、真に経営に役立つITサービス利活用の推進・支援を行い、IT経営を実現するプロフェッショナルです。DX時代における経営革新・業務改革ニーズに合致する戦略的なITサービス利活用のため、新たな役割を担います。

https://ITc-shikaku.ITc.or.jp/

ITコーディネータになるためには

ITコーディネータの資格取得を初めて行う場合の協会からの承認を「資格の認定」とします。ITコーディネータになるためには、「ITコーディネータ 試験の合格」と「ケース研修の受講・修了」の2つの条件をクリアし、3つ目の条件として資格認定を受けて頂くことが必要です。「ITコーディネータ試験の合格」と「ケース研修の受講・修了」は、どちらが先でも結構ですが、どちらかをクリアしてから4年度以内にもう一方をクリアして認定申請まで行うことが必要です。以上2つの条件をクリア後、ITコーディネータ協会に認定登録申請を行うことで、資格の認定を受けることができます。

https://ITc-shikaku.ITc.or.jp/get-ITc/

ITコーディネータ(以下「ITC」)として認定を受けるためには、ケース研修を終了し、かつITC試験に合格する必要があります。この記事では、ITC試験の勉強方法について紹介いたします(ケース研修については、別の記事で紹介いたします)。

ITコーディネータ試験の概要

ITコーディネータ資格を取得するための試験には「ITコーディネータ試験」と「専門スキル特別認定試験」があります。通常は「ITコーディネータ試験」を受験しますが、指定された資格を保有する受験者向けに用意されているのが「専門スキル特別認定試験」です。

https://itc-shikaku.itc.or.jp/exam/

合格点は現時点で60点以上と言われています。

ITコーディネータ試験の出題範囲

https://itc-shikaku.itc.or.jp/exam/detail-02/

ITコーディネータ試験の勉強方法

勉強方法としては受験者ごとにさまざまな方法があると思いますが、ここでは筆者が行った方法について紹介いたします。まず使用したテキストを下表にまとめます。

基本的に、『1. IT経営推進プロセスガイドラインVer3.1』の内容がすべて頭に入っていれば、合格点に到達できると思います。ただし、IT経営推進プロセスガイドライン(以下「PGL」)は、ややわかりにくい構成になっています(あくまでも筆者のもつ印象です)。たとえば、基本原則やプロセスが階層別に定められているのですが、互いに錯綜しているため作業の流れや成果物の流れが理解しづらく、通して読むだけでは内容を十分に整理することができませんでした。

PGLでわかりにくかった部分を的確に理解するために、『3. ITコーディネータ資格試験対策本』を利用することにしました。このテキストではポイントごとに図解が掲載されており、作業の流れや成果物の流れを理解しやすい構成となっています。試験対策のポイントも簡潔にまとめられており、使いやすいテキストであると思います。4、5、6の各種問題集にも必ず取り組むようにしました。特に応用問題のイメージをつかむのに役立っています。

俯瞰図

上記の市販のテキストと問題集のほかに、もう一つ利用しているものがあります。PGLにおける基本原則、プロセス、ステップ、成果物の流れなどを全体的に把握できるように、ひとつの大きな俯瞰図を作成しました。

PGLに掲載されている「IT経営のプロセス図」に、各領域の基本原則、プロセス、ステップ、成果物を追記したものです。これを見ると、「いつ、どこで、何が必要か」、各プロセスの関連性などが一目でわかります。手前味噌で恐縮ですがこの俯瞰図は大変重宝しています。ITC認定資格を維持するためには、毎年試験に合格する必要があるので、継続的に利用したいと思います。

試験日まであと2週間

2022年11月から1月まで実施されたケース研修(全6回)は無事に終了し、修了証書をいただいています。あとは試験に合格するだけです。

認定を受けることができたら、知財に明るいITコーディネータとして活躍できるようがんばりたいと思います。

上記でご紹介した情報の正確さについては万全を期しておりますが、不完全な内容が含まれる場合もございます。自己責任に基づいてご参照願います

株式会社IPアドバイザリー
石川県白山市で伴走型の中小企業知財支援を行っています。DXに伴う知財活動支援、知財コンサルティング、発明発掘、特許出願支援、特許調査、特許翻訳サービスをワンストップで提供しています。
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